TortoiseSVN は数日おきに、新しいバージョンが出ているかをばチェックします。使用可能な新しいバージョンがある場合は、コミットダイアログに通知が表示されます。
自分のドメインにいるたくさんのユーザーに対して責任を負っているなら、確認をとった特定バージョンのみ使用させ、最新版をインストールさせたくないでしょう。おそらくユーザーがすぐにアップグレードしないよう、アップグレードダイアログを表示させたくないことでしょう。
TortoiseSVN 1.4.0 以降では、イントラネットのサーバーにその更新チェックのリダイレクトすることができます。レジストリキーのHKCU\Software\TortoiseSVN\UpdateCheckURL
(文字列値)をご使用のイントラネット内のテキストファイルを指すURLに設定してください。そのテキストファイルには、次の形式である必要があります。
1.9.1.6000 TortoiseSVN の新しいバージョンが使用可能です。 http://192.168.2.1/downloads/TortoiseSVN-1.9.1.6000-svn-1.9.1.msi
ファイルの最初の行はバージョン文字列です。TortoiseSVNのインストールパッケージの正確なバージョン文字列と一致していることを確認する必要があります。2行目は、コミットダイアログに表示する文字列です。任意の文字列を設定することができます。ただし、コミットダイアログの容量が制限されていることに注意してください。メッセージが長すぎると、切り捨てられてしまいます。3行目は、新しいインストールパッケージへのURLです。コミットダイアログでカスタムメッセージラベルをユーザーがクリックすると、このURLが開かれます。また、単に直接ではなく、MSIファイルのWebページを指すことができます。 URLは、Webページを指定した場合には、そのページが開かれ、ユーザーに表示される、デフォルトのWebブラウザーで開かれます。 MSIパッケージを指定した場合、ブラウザーはローカルでMSIファイルを保存するようにユーザーに要求します。