リポジトリブラウザー

時に、作業コピーではなくリポジトリを直接操作する必要もあるでしょう。そのようなときのために リポジトリブラウザー があります。エクスプローラーのようにかつアイコンオーバレイが表示されるので、作業コピーと同じように操作できます。そのため、リポジトリブラウザーでリポジトリの構造や状態を確認できます。

図4.63 リポジトリブラウザー

リポジトリブラウザー


リポジトリブラウザーでは、コピー、移動、名前の変更、... といったコマンドをリポジトリ上で直接実行できます。

リポジトリブラウザーは、 Windows エクスプローラーによく似ており、コンピューター上のファイルと同じように、特定リビジョンのリポジトリの内容を表示できます。左画面にディレクトリツリーが表示され、右画面に選択したディレクトリの内容が表示されます。リポジトリブラウザーウインドウの上部では、参照したいリポジトリの URL やリビジョンを入力できます。

svn:externalsプロパティに含まれるフォルダーは、リポジトリブラウザーからも見ることができます。この場合、フォルダーには、リポジトリ構造の一部ではなくリンクであることを示す、小さい矢印が表示されます。

Windows エクスプローラーのように、右画面の列見出しをクリックすると、並び順をお好みに変更できます。また、エクスプローラーのように両方の画面でコンテキストメニューを使用できます。

ファイルに対するコンテキストメニューでは、以下のことができます。

フォルダーに対するコンテキストメニューでは、以下のことができます。

右画面で2つの項目を選択すると、差分をUnified差分ファイルや、またはデフォルトの差分ツールを用いて差分を取ったファイルのリストとして表示できます。

右画面で複数のフォルダーを選択すると、一度にすべてを共通の親フォルダーにチェックアウトできます。

選択した2つのタグが同じルート(通常 /trunk/)からコピーされたものなら、コンテキストメニューログ表示... を使用して2つのタグ間のリビジョンのリストを表示できます。

外部項目(svn:externalを使用して参照される)もリポジトリブラウザーで表示され、フォルダーの中を開いて見ることもできます。外部項目の上には赤い矢印が表示されます。

いつものように、表示を再度読み込むのに F5 を使用できます。これにより現在表示しているものを、すべて再度読み込みます。先読みをしたり、まだ開いていないノードの情報を読み込むには、Ctrl+F5 を使用してください。この後では、どのノードを展開しても、情報を取得するのにかかるネットワーク遅延は発生しません。

リポジトリブラウザーをドラッグ&ドロップでも操作できます。エクスプローラーからリポジトリブラウザーへフォルダーをドラッグすると、リポジトリにインポートを行います。複数の項目をドラッグすると、それぞれコミットを行うことに注意してください。

リポジトリ内で項目を移動する場合、単に新しい場所へ 左ドラッグ してください。移動ではなくコピーを作成したい場合は、Ctrl-左ドラッグ してください。コピーの際は、エクスプローラーと同様にカーソルが + マークになります。

ファイルやフォルダーを他の場所へコピー・移動したい場合や、それと同時に新しい名前を付けたい場合には、左ドラッグをするのではなく 右ドラッグCtrl-右ドラッグ をしてください。この場合、ファイルやフォルダーの名前を入力する名前を変更ダイアログが表示されます。

以上の方法でリポジトリに変更を加える際には、必ずログメッセージ入力ダイアログが表示されます。間違えてドラッグした場合は、その操作をそこでキャンセルできます。

時々パスを開こうとしたときに、項目の詳細の箇所にエラーメッセージが表示されることがあります。これはおそらく、無効な URL を指定したか、アクセス権限がないか、その他サーバーの問題だと思われます。このメッセージをコピーして email に含める場合、右クリックして コンテキストメニュークリップボードにエラーメッセージをコピーする を使用するか、単純に Ctrl+C としてください。

ブックマークしたURLやリポジトリは、左のツリービューの中で現在のリポジトリにおけるフォルダーの下に表示されます。項目を追加するには、ファイルやフォルダーを右クリックしてコンテキストメニューブックマークに追加を選択してください。ブックマークをクリックすると、そのリポジトリやファイル、フォルダーを見ることができます。